手作りマーケットと由利本荘ひな街道について

手作りマーケットについて

手作りマーケット写真

手作りマーケット事務局は、平成22(2010)年4月の「手作りマーケットin廃校全国サミット」を皮切りに、廃校や第3セクターの観光施設で手作りマーケットを開催してきました。
いずれの会場も、幅広い年代の大変多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。

手作りマーケット事務局のある「こぱん」は、「地域のひと・もの・文化の再発見」と「暮らしと気持ちを豊かにするこだわり」をテーマに、毎日の暮らしに目を向けた活動をしています。
この手作りマーケットもその活動のひとつで、関わる人みんなが「秋田って  いいじゃない」と感じ、さらに「秋田で元気に」暮らしを楽しむことができればと思っています。

そのような想いで開催した手作りマーケットでは、「ものをつくる人」である手作り作家と「ものを使う人」である多くのお客様との出会いがあり、それぞれの「暮らしを楽しむ」ことにつながっていると思います。
この手作り作家とお客様の出会いを継続し、さらに新たな出会いの場となればと思い、今回は、「由利本荘ひな街道」の協賛イベントとして秋田県由利本荘市の「本荘公園 修身館・本丸の館」で開催します。

由利本荘ひな街道について

由利本荘ひな街道写真

由利本荘ひな街道」の舞台となる秋田県由利本荘市は、秋田県と山形県の境となっている霊峰鳥海山の北側に広がっています。

江戸時代には、本荘藩、亀田藩、矢島藩の3つの小藩が置かれ、北前船の寄港地であった本荘の港には、上方との交易で、おひな様をはじめ、様々な物資と人が行き交っていました。
各藩には、それぞれに城下町が発展し、当時の武家、商家に伝えられた享保雛、古今雛、芥子雛などのおひな様が、今も数多く残されています。

そんな歴史あるおひな様や、けっして古くはないけれど、その家で大切にされてきたおひな様などが資料館や美術館、各家々など約50ヶ所で期間中、展示・公開されています。

旧藩のおひな様を巡る旅を街道にたとえた「由利本荘ひな街道」。田舎のゆったり、のんびりした雰囲気の中で、江戸の昔から変わらぬ微笑みを堪能できる催しです。